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向き合う日々

動いて考えて捨てて減らして、感じて変わっていくかもしれないブログ

残念な妻には残念な夫がもれなく添付、深夜夫に殺意を抱く。(洗面台下収納庫公開)

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出先から帰宅し、手を洗おうと洗面所に立ち寄る。

すると、目にしみる程の輝きが…。

おや?水垢が無い…。ツルツルだ。

磨いたの?????

 

私は出かける前、夫に風呂場の掃除を依頼した。

その流れから考えると、おそらく夫が洗面台のシンクを磨いたのだろうと推測される。

か、か、か、確認をとらねば…

 

「ねぇ、洗面所の白いとこ、磨いたの?」

「あー、うん。」

「なんで?」

「あー、なんとなく…。」

「・・・・・。」

 

お気づきだろうか、洗面台右上の四角い物体。

彼はコレを使ったのか?

 

「この四角いヤツで磨いたのぉ?」

「あー、うん。」

 

彼は一体どこに、この物体を忍ばせておいたのだろう。

彼の持ち物置き場は、そう多くない。

どこの引き出しに?クローゼット?

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そして、なぜ今日だったのだろう。

すると夫はこう続けた。

 

「鏡磨きたくて買っといた。鏡磨いたら綺麗になったから、ついでに。」

 

え?鏡?

鏡のどこが汚かったんだろう。

鏡なんかより風呂場のカビの方が、よっぽど汚くて気になってるわ、

どっちかっつうと、カビ掃除のほうが優先順位高くね?

私はそれらの言葉を無理矢理飲み込んだ。

 

年末から私は気になっていた。

確かに気になっていたが、口に出してはいない。

この水垢を掃除したい、なんて口に出してはいないのに。

 

もしや、もしや、またあの現象ですか?

noribealive.hatenablog.com

そ、そうですね…。そのようですね…。

おそらく彼は変わったんでしょうね、私が変わったから…(苦しいな)。

それではまた、あの言葉を言わねばなるまい。

 

「ピカピカで気持ちいいね、パパありがと。」

 

驚きの現象に戸惑いつつ、若干の気持ち悪さを我慢しながら、

感謝の意を笑顔で伝えたのだ。

 

…がしかし、

この一時の幸福感は思わぬ方向へ進み、

新たな地獄への幕開けとなるのである。

 

思いもよらぬ幸福感に包まれたまま、機嫌良く夕食も食べ終わり、

冬休み最後の子供達を早く寝かしつけなければ…、と焦り始めた頃事態は一変。

歯磨きをしようと洗面所に立つ。

すると足の裏に水気を感じ、下を見ると水たまりがあった。

誰か(息子か夫)が手洗いでもして、いつものように水ハネさせたんだろうと思い、

「だれ〜?洗面所の床に水滴いっぱいだよぉー!」

と叫びながらティッシュで拭くと、思いもよらぬ水の量が落ちている。

あれ?これはどこから?

もはや水たまりである。シンク扉にも水がある。扉の間にも水が見える。

観音開きの扉を恐る恐る開いてみる。

 

ひゃー!

 

水浸しであった。(驚き→即激高により画像はございません)

水の経路をたどってみると…、蛇腹の蛇口のほうへ。

これはもしかして…

「ねぇ!パパー!見てよーこれ!どうやったらこうなるの?」

「蛇口のココから入ったんじゃねーの?」

「はぁ〜あ?それがわかってんのに、なんでそこに水かけて掃除してんだよ(激)!」

 

死ねよ…。

 

うちの洗面台の蛇口は、一昔前に流行った「朝シャン」使用。

そのため、シャワーのホースを延ばせるようになっている。

ホースの自由を確保するためだろうか、付け根の部分は固定されていない。

つまり、溝の部分はカバーはあっても防水加工されていない。

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…ということは、シャワーの付け根にシャワー自身で水をかけると、

下の収納庫に水は流れてしまうのだ。

水掛け厳禁である。

こんな状態にある洗面台の情報を、私は入居当初から開示してきた。

そして、「蛇口に水かけないでね」と家族に理解と協力を求めた。

しかし、そんな数年間のやり取りを、彼はいとも簡単に無いコトにしてくれた。

ここまでくると脱帽である。

 

日常生活の水滴程度なら今まで問題はなかったが、

水垢掃除をしたあとの仕上げは、雑巾で拭くことが鉄則。

だけど、そんな鉄則を彼は知らない。

知らなくて当然だ、洗面台の掃除なんて頼んだ事無いもの。

洗面台の掃除を今日やる…なんて知らなかったしね。

予想外過ぎるわ!

しかし、それにしてもどうやったらあそこまで水が落ちるんだろう。

相当量の水が、洗面台下の収納庫に溜まっていた。

 

ウチの洗面台がある脱衣所は狭い。

収納といえる場所はココだけだ。

なるべく物を置かないように工夫はしてきたが、

まだまだ乱雑で改善の余地もある。

それだけに収納してあるモノは多彩で、水がかかると厄介だった。

 

私の怒りは絶頂だ。

明日から始まる登校登園のために、早く寝せようと焦ってるこの時間、

もはや22時。

歯磨きと着替えでごった返すこの洗面所において、浸水被害発生だとぉ〜?

人災だろうがぁ!防げたことだろうがぁ!

ふざけたコトしてくれるじゃねーか!

オレの仕事増やしやがってぇー、

オレのやる事為す事ことごとく潰しやがってー!

オレの足引っ張ってんじゃねーよ!

水に濡れたモノ全部捨ててやるぅー!!!!!

くっそー、だからモノなんていらねーんだ、もっと早くに捨てれば良かった!

モノなんて、モノなんて、モノなんてもういらねー!!!!!

 

マシンガンのように繰り出すモラハラな文句を、延々夫に向けて叫びながら、

一心不乱に雑巾で拭きまくる。

どこまで浸透したかわからない水の行く末を想像しただけでゾッとし、

まだ見えぬカビを悪魔のように思え、

いっそのことこの洗面台ごと買い替えてやろうか…

っていうどうしようもない飛躍的な強迫観念に襲われる。

いや、それより家ごと住み替えてしまえ…。

 

ここまでくると異常者である。

 

私は対応能力が低い。そのうえ、妄想と想像が混濁し過大な不安を製造する。

しかもその不安を抱えきれず、怒りで発散する。

手に負えない、迷惑千万な困ったチャン全開だ。

 

息子(5歳)は、夫に向けて怒り狂う私を見て震える。

「ママが怒るのは見たくない。

ボクと◯◯ちゃん(娘9歳)がいないところでやって。」

 

そうだった。

その通りだ。

ごめん。

 

私は子供達と夫を2階に追いやり、再び洗面所の惨劇を片付ける。

そして、いつものように泣きながらモノを捨て、

情けなさに項垂れる。

 

夫のミスは夫にしてもらえばいいのだ。

だが、そのことで新たな不満を作る。

綺麗とはいえない水がかかったモノを、

綺麗とはいえない雑巾で拭くであろう行動が許せない。

ならば自分で処理しようとやり始めるが、

なぜ夫のケツ拭いを自分がやらねばならないのかと、

その理不尽さに腹が立つ。 

毎度毎度そんなやり取りの繰り返しで、何度殺意を抱いたコトか。

謝りの言葉を発しないのも腹立たしいが、そんなことはどうでもいい。

所詮、その場凌ぎの謝罪など、なんの意味もないのだから。

 

夫婦だからとか、夫婦の問題は…とか、夫婦という役割の問題ではない。

いつの時も人対人の問題であって、それぞれがどの役割であっても、

人との関わりとして考え、行動していくことなのだろう。

だけど、そんなことはいくら頭で理解できていても、

実際の生活には感情と経験が伴い、

想像したように上手く行く訳ではない。

余計な記憶と感覚が邪魔をして、

自分が意図せぬ方向へ引きずられていくことのほうが多い。

 

できることならば、子供の前で夫婦の惨劇を見せたくはない。

見せたくはないが、特効薬はない。

特効薬はないが、目を背けるコトはしないし無かったコトにもしない。

だけど今は、何の解決策も、何の改善策も見いだせないし、

見いだす気も出ないから、放っておく。

まだ反省もしないし、したくない。

 

言い訳して不貞腐れて、飽きるまで放っておく。

放っておいたら気が済んで、諦めて向き合うコトはもうわかっているから。

怒りもやるせなさも、自分でしっかり感じてみなきゃわからない。

誰にやらされるでも無く、自分で気付けば向き合える。

自分で感じて気付いてやる気にならなきゃ、何も変わらない。

 

 

 

怒りはとんでもないエネルギーを持っている。

そのエネルギーで洗面台下の収納庫を片付けた。

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昨夜の惨劇がまるで嘘のように、

静かに納まった物はシラケて見えた。