向き合う日々

動いて考えて捨てて減らして、感じて変わっていくかもしれないブログ

桜に草花で春を感じる。

f:id:noribealive:20160404210525j:plain

草花に魅せられております。桜に菜の花、テッパンではありますが、たまりませんねぇ。この相性、最高です。

 

子供達を無理矢理誘って、近所を散歩してきました。散歩に行こう!というと「いいよー!」と大喜びだった子供達も、近頃は滅っきりトーンダウン。「しょうがないなぁ…」と言いながら、ついてきてくれました。

 

花曇りの空はグレーでしたが、それはそれで私は好き。

f:id:noribealive:20160404211107j:plain

 

こちらはナズナ。別名ぺんぺん草ですね。この状態で観るのも好きですが、登がたつ前に摘んだお浸しも好きです。雪解けの頃になると、食卓に上がっていたように記憶しています。

f:id:noribealive:20160404211340j:plain

 

これはヒメオドリコソウ(姫踊子草)…調べて始めて名前を知りました。子供の頃から親しみのある野草でしたが正式名称はわからず、「シソっぽい蜜が吸えるやつ」って言ってました。やはりシソ科のようで、蜜蜂にとって重要な蜜の供給源なんだとか。おやつ代わりと言ったら大げさですが、遊びの途中に口にした蜜の甘さを思い出すと、頷ける情報です。

f:id:noribealive:20160405085042j:plain

 

こちらは柿の葉。柔らかさと黄緑色の美しい芽吹いた今が好きです。「柿の木は折れやすいので、決して登ってはならない」と祖父母が言っていたのを思い出します。渋柿がほとんどだったので、登って取りたいと思うことは有りませんでしたが、甘柿だったら登ってたかも。

f:id:noribealive:20160405090123j:plain

 

 ツクシ。もう終わったかな…と諦めていましたが、まだいらっしゃいました。やはりお目にかからないと春って気がしません。

f:id:noribealive:20160405091510j:plain

 

ハコベ?調べてみましたが、自信がありません(スミマセン)。これもヒメオドリコソウと同様、子供の頃から見てきたのですが名前がわからず終いでした。ハコベと出てきて「あの七草の?」と驚きです。

f:id:noribealive:20160405091837j:plain

 

ドが付くほどの田舎で育ち、野山と川を駆け巡りましたが、あって当たり前の草花に関心を寄せた事が無かった…。大人達が草花を愛でる様子を見ては、「つまらん」と口を尖らせていましたけれど、歳のせいでしょうか、一歩立ち止まって眺めるようになり、散歩に後ろ向きな子供達を付合わせるようになりました。

 

なんだかんだで子供との散歩は楽しいんですけどね…。

 

春は季節の変わり目で、何かと体調を崩し易く敬遠しがちでしたが、今だけお目にかかれる美しさは、ガッツリ堪能したいものです。