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向き合う日々

動いて考えて捨てて減らして、感じて変わっていくかもしれないブログ

子供への嫉妬心

 

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私が子供に苛立つ原因は、そのほとんどが「ズルい」だ。

 

私はそんなこと許されなかったのに…、私はこんなことさせてもらえなかったのに…、いいじゃないか母親(の私)に許されて…、よかったね母親(の私)にしてもらえて…、(子供の頃の)私よりマシじゃないか、(子供の頃の)私よりずっといいじゃないか…と。

 

子供の幸せを願えない嫉妬心。

 

カウンセリングで話していたら、だんだん輪郭がハッキリしてきたわけで、この嫉妬心が一番しっくりくる。以前から気づいていた感覚だけど、改めてわかる感じで。

 

恐怖で脅して支配して、子供をコントロールしたい衝動は、「私は従ってきたんだからお前も従え」というような気持ちから。単純にこれだけではないけれど、八つ当たりのような怒りの理由はこれ。

 

怒鳴り始めると「私の言うことを聞け」っていう言葉が浮かんでくる。人を思いのままにしたい欲望と、自分と同じ目に遭わせたいという復讐心。それに、言うことを聞かない子と言われてきた「悪い自分」に対する嫌悪感が混ざり合って、爆発する感じ。

 

その対象を、自分に歯向かわない子供を選ぶあたりは、無意識の臭覚みたいなものがあって、けして他人には見せない一面だ。

 

振り返ってみれば、他人に対して「ズルい」と思うのは、私にとって日常的なことだった。兄弟に対して、親に対して、大人に対して、友人に対して、夫に対して、子供に対して、他人に対して。過去形ではなく、今も嫉妬心は強いと思う。

 

「いいなぁ。」ていう憧れとか羨ましさなら健全だろうけど、怒りを伴って日常的に感じるんだから問題だわ…。

 

嫉妬心はどこからやってくるのか?

 

このことを考えると「我慢」が浮かぶ。怒りのような「もぉ〜!」といった強い気持ちを、必死になって堪える感じを思い出す。口に出したら怒られる、口に出しちゃいけない。口からはみ出ないように…。そうやって溢れる何かを押さえ込む感覚を、感じる。

   

子供達は、ズルいことなんてしてない。ただ、子供として当たり前の人として当然のことをやってるだけ。それに嫉妬して、私は許せずにいる。

  

もう今は「言うことを聞かない子」なんてそもそもいなくて、「人は他人の言うことを聞かないのが当たり前」なのであって、「聞くも聞かないも本人の自由」ってこともわかった。それで自分が悪い子だったってことも払拭されて、子供の頃の私に、問題の根源があるわけではなかったとわかった。

 

だけど…、これがわかったからって、すぐに今の私が変わるわけも無く、ただ自動的で反射的な思考と感情を、意識して振り返って地道に歪みを変えるしか無いんだけれど。それはそれで理不尽でなわけで。向き合い始めてから十数年経つのに、まだ似たような問題につまずいているのかと、それもそれでうんざりするというか…進歩の無さを感じるというか。

 

良い母親になりたいとか、躾けなきゃならないとか、教えなきゃならないなんて、産んだ時から更々思ってないのに。やってることは、それらに値する行為なわけで。無意識でやれてしまうわけで。頭でいくら理解したところで、やってることが伴わないっつーのは…。

 

「親の私」がやりたいことを子供達にやろうとすると、やりたい気持ちの中でどこか邪魔されるような、なぜか居心地の悪いような感じがしてならなかった。やりたいことをやってるはずなのに、罪悪感と悔しさがあった。

 

怒りを辿っていくとわかる。「子供の頃の私」が、子供達に嫉妬して、「母親の私」に苛立っているんだと。「そんなことやってやることないよ」って、「母親の私」に言ってるんだから。

 

過去を解体して、病気や障害・方法を学んだけれど、いくら学んだところで自分の生活に置き換えなきゃ何も変わらない。うんちくばっかりタレてないで、やってみやがれ!ってことなんだけど。

 

だけど…だけどさぁ、なんで私なんだよ…ってやっぱり思う。なんで私なんだよってね…。

  

なんでなんて言ったって、どうしようもないことで誰にもどうにもできないことなのに、やっぱりなんで私なんだ…って思うわけよ。悔しくて…。多分悔しいんだと思うけど、悲しくてなのか何なのか、そんなことはどっちでもいいんだけど。

 

理不尽なのは子供達も同じで、私が受けた理不尽さをまた投げつけて。私と同じかそれ以上に理不尽な思いをしている部分も有るんだし…。負の連鎖を断ち切るとか、言う程簡単じゃない。

 

私はただ普通に子供を愛して、子供の幸せを願って見守って、寄り添って生きたいだけ。子供に嫉妬なんかすることがない、普通が欲しい。っていっても、「愛する」っていうのもよくわかってないんだけど…。だから一つずつ確認するしかないんだけど。

 

私にはまだまだ、夢のような理想を目指したいという欲があるらしい。私にできる普通を目指せば近づくことも、それじゃぁ満足出来ないっつって認めない。わかっちゃいるけど、それを受け入れるのが難儀でね…。

 

子供の幸せを願えない親や、子供の足を引っ張る親って…毒だもの。毒親なんだよ私も。