向き合う日々

動いて考えて捨てて減らして、感じて変わっていくかもしれないブログ

GW初日からぐったり、息子(5歳)前歯折る。

 

今週のお題ゴールデンウィーク2016」

f:id:noribealive:20160430093608j:plain

夫は不定休で不確定なお休み。行き当たりばったりが毎年恒例です。どこにでかけるでも出かける前は緊張してしまう私にとって、これくらいがちょうどいい。

 

…で、昨日は夫がお休みになり、高速を使いつつ車で30分の公園へ、夫と子供2人の3人で出かけて行きました。

 

私は、お留守番してクールダウン。月曜日から息子(5歳)が発熱してたんでね…一人になりたかったのです。イライラして娘(10歳)に八つ当たりしてしまったので…一人反省会を。

 

公園で遊んだ後は、義実家で夕食をいただいてくるそうな。長いGWが始まる前に、8時間くらいは息抜き出来そうかな…と思っていたのも束の間…

 

昼過ぎに出かけました。16時に電話が鳴りました。息子、怪我をしました…。

 

 

 

前歯折れました。

 

 

 

特殊サイクル?っていう4人乗りの自転車に乗っていたそうです。カーブを曲がりきれず縁石に乗り上げ、その拍子に手摺にぶつけたらしく…下唇を裂傷(再び)、上の前歯1本が奥に引っ込んでいる写メが送られてきました。まだポロッと取れてはいませんでした。斜めに歯茎にくっ付いてる感じで。

 

前輪の前に2人程乗れるベンチ席があって、そこに息子が乗り、その後ろには横並びで2つサドルがあって、夫と娘が乗っていたようです。ハンドルとブレーキを操作できるのは娘の席だけだったらしく、コントロールしきれなかったとのこと。

 

電話口で息子も娘も泣いてましたわ…。

 

とにかくすぐ帰宅を促し、私は救急の口腔外科に問い合わせ。幸いにも365日24時間対応して下さる歯科医院があるので、受け入れてもらいました。

 

触診をすると「折れてると思います」とのこと。レントゲンを撮ったら、歯茎の中で折れてる前歯が見えました。

 

処置としては、麻酔をして元の位置に押し込める。折れた歯の両脇を両脇の歯に接着剤で接着。折れた歯と両脇の歯3本を針金で接着。矯正みたいな状態を作る、でした。

 

息子は折れた瞬間「歯が〜、オレの歯が〜!」と叫んでパニックになっていたそうなので、相当痛かったと思います。それだけに、折れてぷらぷらした歯を元の位置に押し込める処置は、かなりの痛みが想像されるので、麻酔が必要だったみたいです。

 

歯医者さんは、かかりつけ医があって何度かメンテナンスをしていましたから、横になって口を開け処置されることは慣れています。しかし、長時間口を開けておくことや麻酔の注射は始めてで、待ってる親としては生きた心地がしなかった…。

 

いつもとは違う歯医者さん、いつもとは違う先生、ママは横にいない…、こんな状況であのデリケートな息子は大丈夫だろうか、大丈夫だろうか…と手術を待つ家族な気分でした。

 

だけど、こういう時っていうのは頑張るもんなんですよねぇ。もの凄く無理して頑張ってた。泣いてもいいのに…、むしろ泣いたらすっきりするのに、そんなに頑張んなよ…。

 

苦しい時程喋りまくって、気持ちを落ち着かせようとする息子は、優しいお兄さん歯医者さんに、話しかけながら頑張っていました。

 

1週間後に消毒と経過観察です。だいたい1ヶ月くらいで針金を外せるようです、何もなければ。稀に折れた歯が根っことくっ付き、再生することもあるようですが、なかなか難しそう。

 

歯茎が腫れたり、色が変わったり、痛みが強くなってきたら、一旦折れた歯を抜いて神経の治療が必要になります。神経の治療が済んだら、抜いた歯はまた元に戻し、再接着するそうです。

 

成長著しいこの時期に、抜いたままにしていると歯の位置が変わりは並びに影響するので、折れた歯を入れておき、永久歯が出てきそうなタイミングをレントゲンで確認しながら取り外していくのだそうです。

  

幸いにして乳歯ですから、永久歯に生え変わるまでの辛抱。永久歯への影響はないという結果に、胸をなで下ろしました。

 

不慮の事故とはいえ、息子に手摺を握れと注意しなかったり、運転を娘に預けてしまったのは夫なので、「子供とのお出かけには、もっと注意力と想像力を」と強く伝えました。

 

…っていっても起きる時は起きるわけで、私もついて行かなかったのだし、ついて行っても起きた事かもしれないし、子供を預けた以上どんな結果も止むを得ず。それを含めても、私一人の時間が要ると判断したのは私自身なので、それは受け入れねば。

 

息子は身体の痛みを、娘は心の痛みを感じることになった結果に、ただただ親としてフォローにまわるのみ。

 

失敗したら反省を、反省したらフォローを。

 

考え始めたことが現実として目の前に起き、思考と行動を体感するGWが始まりました。