初雪や二の字二の字の…
南関東もがっつり降りました。
小学生の頃、同級生の一人が、
「初雪や二の字二の字の下駄の跡」(本当は「初雪や→雪の朝」のようです)
と言っていたのを思い出した。
二の字ではないし、下駄でもないけれど、
娘が登校したら、誰もまだ踏まない新雪に小さな足跡が残ってた。
どうか皆さん、事故に遭いませんように…。
夜中に聞こえていた雨音が、朝方聞こえなかったから、
もうやんだかな…と外を見ると真っ白でびっくり。
今年の冬は暖かいから、雪は降らないかも…って思ってたけど、
やっぱり降るよねぇ。
私は雪国で生まれ育ち、雪の楽しさを知り尽くした。
なんせ当時は、雪で遊ぶくらいしか楽しみがなかったんで…。
ソリ乗り・スキー・雪合戦・かまくら作り・雪かき(これはお手伝い)。
つららや雪を食べてみたりしては、年中スキーウエアを着て外で遊んでた。
そう言えば、スキーウエアの上着は「アノラック」ボトムスは「スキーズボン」
なんて言って。今も言うのかな。
小中高と年に3回「スキー教室」なる授業があって、バスで近隣のスキー場へ向かい、
スキーをやるのが恒例行事。
上手い下手の差はあっても、滑れない子はいなかったような…。
でも同時に、怖さも多少は知ってる。
雪が積もった屋根の下には行ってはならないことや、
道路の脇にある側溝に近づいてはならない…など、
雪国ならではの注意事項が、生活の中にあった。
私は成人する前に雪国を離れたので、
子供時代の生活術しか知らないけれど、
今こうして関東で暮らし、
時折ゲリラのように降る雪景色に出会うと、
雪の怖さばかりが蘇り、家族には口うるさく言ってしまう。
知ってるだけに余計怖くなるコトは、結構あるなぁ。
雪が降って当たり前の設定がない地域での降雪は、やっぱり怖い。
いくら個人の雪の体験が多くても、過信は厳禁。
天候に合った道具と知恵がないと、なかなか自然には逆らえない。
生活するには怖いけど、
ちょっと外に出て、真剣に雪だるま作るのもいいもんですよ。
えへへへ。