向き合う日々

動いて考えて捨てて減らして、感じて変わっていくかもしれないブログ

唇の裂傷は、口腔外科の可能性あり。

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先週火曜日の夜、入浴前の全裸の息子(5歳)は、

小走りでトイレに向かう。

追いかけて付いて行った私の足に、息子の足が引っかかり転倒。

目の前には便器が…。

下唇を強打、出血、号泣…、夜間救急へ。

幸い縫合は免れ、歯やあごも問題なくうがい薬のみで帰宅できた。

 

危険から回避しようとトイレに付いて行ったのに、

むしろ私が原因で怪我って…。

やるせない、申し訳ない。

 

後ろからみた息子の頭は、アッパーカットでも受けたように揺れて。

「あっ!」と言ったか見たかのうちに、

口を手で押さえ眉毛は八の字に。

 

外科?整形外科?脳神経外科

とかあれこれ悩みながら救急に電話したら口腔外科だって…

全くのノーマーク…。

 

あわあわしてパニクって一人で考えてても答えは出ないから、

電話して聞いてみて良かった。

唇は切れるとあっという間に腫れ上がって、

傷の深さがわからない。

出血もそのお陰で?なのかすぐ止まる。

一瞬「病院行かなくてもいいか…」なんて頭の中かすめたけれど、

よくよく聞いたら、

唇は筋肉で出来ているから、

切れかたによっては後々口の開閉に支障が出たりするんだとか。

私は裂傷箇所ばかり見ていたけれど、

医師は顎・歯・歯茎をよく見て下さり、

会話と歩きかたも見ていたようで全身状態を確認しているようだった。

 

帰り道、息子は謝る私にこう言う。

「いいんだよ、気にしないで、誰も悪くないんだよ。」って。

なんでこんな言葉を今出せるんだろ…このヒト…

涙出る。

 

アクシデントってこういうコトなんだよな…。

なんで、どうして?

って考えても仕方ないことだけど、

やっぱり思うわけです。

あーすればよかった、こーすればよかったって。

 

子供達の怪我や病気には、だいぶ慣れてきたつもりだけれど、

やっぱりその都度動揺して頭の中は忙しくなる。

心配な気持ちを持ちながら最適な手段を選び行動に移すって、

なかなか大変なこと。

 

医師が4〜5日で治る…と言っていたように、

息子の唇は綺麗なぷるんぷるんに復活。

その治りの早さにもビックリだけど、

口内炎に発展したり食べかたに支障がでたりもせず、

まずはホッと一安心だ。

 

裂傷というと外科をすぐに連想しましたが、

唇となると口腔外科や歯科になるようですし、

唇の場所によっても取り扱いが変わるようでした。

悩んだり気になった時は昼夜に関係なく、

出かける前に電話で相談するのがいいかもしれません。

 

何度やっても慣れませんな。